ヒバリのこころ

ちょっと変わったポケモンで勝ちたい

S26 最終147位 悪寒ヴァキュレム

f:id:lark_hearts:20220201092406j:plainヒバリと申します。
S26(2回目の竜王戦ルール3期目)で使っていた構築を紹介します。
新しいホワイトキュレムの型を考案できたと思うのでどうぞご覧ください。

【結果】

TN ヒバリ:最終147位 レート1966 最高順位更新!
TN つぐみ:最終243位 レート1922

【コンセプト】

型の誤認を誘い、相手の考慮外からの勝ち筋を掴む
緩いタイプ受け/数値受けサイクルからエースを通す

【構築経緯】

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0.前期ゼクロムを使ったので、今期はレシラムかキュレムを使いたかった
1.みがわりを搭載したホワイトキュレムが択を解消できて強力であると閃いたので採用
2.ホワイトキュレムの性能を引き上げるカプ・レヒレを採用

3.ホワイトキュレムの苦手なエースバーンに強い霊獣ランドロスを採用
4.ザシアンを上から殴れてエースになれるウルガモスを採用
5.ザシアンにスリップダメージを与えることができ、ゼルネアスに強めなドータクンを採用
6.ここまでで通りのいい黒バドレックスに強い悪シルヴァディを採用

以上で構築が完成しました。詳しくは個体紹介で述べます。

【個体紹介】

ホワイトキュレム

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調整意図:
 H- 16n+1
 C- クロスフレイム+ゴツゴツメット2回+ステルスロックでH252ザシアンを最低乱数以外で1発
 S- 準速80族抜き抜き
 D- 特殊に繰り出したいのでなるべく高く 
 B- あまり

今期の禁止伝説枠です。見た目の圧力が非常に高く択を生みがちなホワイトキュレムですが、みがわりを搭載することでその択を解消できると考えてこの型で採用しました。実際、みがわりが安定になっていることが多く、サイクルを破壊するのにとても便利な技でした。簡単な例だとホワイトキュレムvsラグラージ(裏にザシアン)対面、みがわりのないホワイトキュレムであればフリーズドライクロスフレイムの択になりますが、みがわりがあればどちらにも対応できます。また、相手のダイマックスを枯らすのに使ったり、変化技を採用することが少ないホワイトキュレムとって読まれないダイウォールになれたりと、想定以上の活躍をしてくれた技でした。

調整は大きく特防に割くことでカイオーガ/イベルタル/サンダーへの安定感を高めました。特にカイオーガには滅法強く、HP1/3くらいからでもダイバーンで天候を変えて切り返すことができます。後述の物理受けランドロスと合わせて数値受けをすることもよくありました。

そして、問題の技であるぜったいれいどについてです。この技はこの型のキュレムのみが使うことを許されていると考えています。ホワイトキュレムを使っていると無限に後出しされるラッキーやポリゴン2に対して、みがわりを残しながら破壊します。相手はホワイトキュレムのことを役割対象だと思って出てきますが、こちら側もラッキーとポリゴン2は役割対象なので大きなアドバンテージを得ることができます。ラッキーやポリゴン2を凍らせた試合はほぼ勝利が確定し、受け寄りの構築にもほとんど負けませんでした。また、ぜったいれいどを見せると相手のダイマックスを誘発することができ、みがわりとの相性がとてもよかったです。一応、今期のぜったいれいどの命中率を記録していたので下に示します。一か月を通してのものと、最終日のみのものを載せますが、どちらも30%を超えているので少しだけ運がよかったかもしれません。

耐久振りとたべのこしによるサイクル参加と、みがわりぜったいれいどによるサイクル破壊が行える自分好みの性能をした最高のポケモンでした。

選出率2位タイ(75.82%)

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カプ・レヒレ

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調整意図:
 H- 最大
 S- 準速テッカグヤ抜き
 B- あまり

水フェアリー枠。今期はホワイトキュレムとの相性を考慮してアシレーヌではなくカプ・レヒレを採用しました。ミストメイカーによる状態異常耐性とドラゴン耐性の付与が非常に偉く、ホワイトキュレムの最高の相方だと考えています。必ず選出される日食ネクロズマの展開を防ぎ、しぜんのいかりで削ることができるのはアシレーヌにはできないことなのでこちらを選択しました。

調整はやどみがテッカグヤにテンポを取られないようにしました。相手の遅いカプ・レヒレに殴り勝てることもあったので素早さに振ったのは正解でした。持ち物はオボンのみもたべのこしも余ってなかったのでウイのみを持たせました。HPがちょうど1/4になる場面が多かったので意外と発動機会は多かったです。

ザシアン軸に選出するときは、有利対面で裏のザシアンに向かってしぜんのいかりを押します。その後、後述のドータクンに引くことで相手の耐久値に関わらずザシアンを削りきることができるので、積極的に交代を読みました。もちろん両ウーラオスに強く、相手の展開を阻止でき、自分の構築にはなくてはならないポケモンです。

選出率1位(76.37%)

霊獣ランドロス

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調整意図:
 H- 最大
 S- 前期1位のホウオウ抜き、ミラー意識
 B- あまり

ランドロス枠。やはりこのゲームはこのポケモンが一番強いです。エースバーンが多い環境で、選出もされやすいので構築から外せません。調整はミラーとホウオウを意識して素早さに割くことで、エースとして切り返す性能が大きく増しています。反面、防御を削っておりザシアンに受け出しが安定しないのが惜しかったです。

岩技はいつも通りがんせきふうじを採用しています。ウツロイド+イベルタルが一定数存在したので、安定択になるがんせきふうじは強かったです。また、ホワイトキュレムの微妙な素早さをサポートすることもでき、5世代伝説のサイクルを形成しました。

自分の構築記事をよく見ていただいてる方はそろそろお気づきかもしれませんが、自分の構築はランドロス+水フェアリー@4から始まります。それくらい信頼しています。

選出率2位タイ(75.82%)

ウルガモス

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調整意図:
 CS- 特化
 H- 奇数

今期のこだわりスカーフ枠。読まれないスカーフ対面操作技持ちであり、ザシアンを上から処理できるポケモンを探した結果ウルガモスに辿り着きました。ウルガモスはそこまで数が多いポケモンではなく、ましてちょうのまい型がメジャーなので全く読まれることはありませんでした。このポケモンを舐めている構築も多く、特にディアルガ構築はダイバーンを撃っているだけで3タテすることもありました。

技構成は実質積み技のほのおのまい、最高火力のオーバーヒート、特殊受け引きに合わせるとんぼがえり、ダイウォールになれてドラパルトに刺すおにびを採用しました。まずとんぼがえりは、ウルガモスとホワイトキュレムを見て出てくるラッキーポリゴン2を誘ってホワイトキュレムに繋ぎます。この動きがまさに誘殺であり、構築の大きな勝ち筋の一つになっています。おにびは構築全体でべらぼうに重いドラパルトに対抗するための技です。ザシアン軸のドラパルトは大体がアタッカーで初手に出てくるので、合わせて気合で当てに行きます。また、このポケモンダイマックスを切ることが多かったのでこだわりスカーフの強みである、ダイウォールダイバーンダイウォール→上から炎技という動きができます。やはりスカーフポケモンにこそ変化技が必須と改めて思わせてくれました。他のタイプの技が欲しいと思うこともありましたが、すべて焼き尽くすことで解決としました。

本当にホワイトキュレムと相性がよく、ホワイトキュレムウルガモスのどちらかでダイバーンを撃つともう一方の炎技が強くなり、炎の役割集中をすることができます。総じてこの構築に、そして環境にとてもフィットしていたポケモンであると感じています。

選出率4位(35.16%)

ドータクン

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調整意図:
 HD- 控え目ゼルネアスの+2ダイサンダー(かみなり)を最高乱数以外耐え
 B- あまり
 S- 最遅

いわゆるゴツメ枠。この枠に求めていたのは、鋼とフェアリーに耐性を持つ/初手ダイマサンダーに何かはできる/ゼルネアスに弱くない、でした。そんな神ポケモンいるのかなとポケ徹を眺めていたところドータクンに辿り着きました。タイプと数値が優秀で、A特化ザシアンのきょじゅうざん+インファイトや、+3インファイトを有利な乱数で耐えることができます。また、ゼルネアスのジオコントロールに後出しからスピードスワップで切り返せる耐久があるので、相手から見えにくい対策になっていました。

個人的にドータクンの特性はたいねつ一択だと考えています。もちろんサンダーのダイバーンを耐えるためでもありますが、他にも理由があります。なぜなら相手視点、ドータクンの特性はふゆうかたいねつであり、無効化されるリスクがあるのは地面技なので、地面技は撃ちづらいと考えているからです。ランドロス相手にもふゆう顔をして突っ張りが許されることが多く、この推測は意外と当たっていました。

技構成は安定打点のアイアンヘッドダイマックスを切り返すスピードスワップ、サイクルを有利にするステルスロック、そしてこらえるを採用しました。このこらえるが非常に強く、相手のザシアンに想定外のスリップダメージを入れたり、ダイマックスを枯らしたりとかなり活躍しました。特にザシアンに対してカプ・レヒレしぜんのいかりを入れた後、ドータクン引きからステルスロックを撒くことで相手のザシアンの耐久値に関わらず定数ダメージのみで倒すことができます。やはり読まれないこらえるは強いことを実感しました。HPが1でも残っていればまだ役割があるので、なるべく捨てないように立ち回りました。

なぜか使用率が150位圏外の銅鐸ですが、ホワイトキュレムの苦手なザシアンとゼルネアスに強く本当に強力なポケモンでした。かわいい見た目からは想像もつかない頼りがいのある背中で、また使いたいと思わせる性能をしていました。

選出率5位(25.27%)

シルヴァディ

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調整意図:
 H- 最大
 A- 無振りダイマックス黒バドレックスを最低乱数以外で1発
 D- あまり

相棒枠。構築全体で黒バドレックスが重いのでその対策として今期は悪タイプで採用してみました。相手視点シルヴァディが黒バドレックス対策に見えていてもまさか悪タイプだとは思わないので、交換読みでエスパー技が飛んできました。黒バドレックスと対面出来たら裏に通るとんぼがえりとでんじはで有利サイクルを形成します。サイコファングは水ウーラオス交換読みのために採用しましたが、撃つことはなかったです。

今期はシルヴァディの型をずっと迷走しており、この一か月でノーマル、電気、鋼、フェアリーを試しましたが、結局悪タイプに辿り着きました。なかなかのカオス環境で禁止伝説の使用率がかなり分散しており、ピンポイントで活躍するシルヴァディは選出が難しいシーズンでした。

今期の最終日の朝、黒バドレックス軸と対戦しましたが自分のプレイングミスで試合を落としてしまったのが本当に悔しいです。ただ、きちんと立ち回れば抜群の安定感があり、サイクル構築が多い黒バドレックス軸を崩すことができる優秀なポケモンだと感じました。下にいつものやつを載せておきます。

選出率6位(5.49%)

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【選出/立ち回り】

メジャーな禁止伝説ポケモンに対する選出と立ち回り、勝率を書いていきます。

基本選出

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まずはこの3体が通せるかどうかを考えます。タイプと数値が優秀で、うまくサイクルをすればプレイングで勝ち切ることができる最もパワーのある選出です。

ザシアン軸

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ホワイトキュレムで圧力をかけ、ドータクンでザシアンを削りきるのが一番の勝ち筋です。ドラパルトがいたら初手に出てくることを祈ってウルガモスを合わせに行きます。

勝率 55.56%

カイオーガ

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基本的にホワイトキュレムが受からないはずなので圧力をかけていきます。エースバーンが増えたのと、なぜかいのちのたまサンダーでダイマックスをしてくる上位の方が多くて辛かったです。

勝率 72.00%

イベルタル

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ウツロイドが面倒なのとあくのはどう怯みがあり、後半は勝率が安定しなくなりましたが基本的に有利です。イベルタル+受けはホワイトキュレムで破壊できるボーナスステージです。

勝率 63.16%

ムゲンダイナ軸

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終盤増えた印象です。メテオビーム型は切っていますが、それ以外はミストフィールド展開からのホワイトキュレムで何とかしていました。ダイマックスほうのないムゲンダイナ+受けはホワイトキュレムで破壊できるボーナスステージです。

勝率 50.00%

日食ネクロズマ

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カプ・レヒレで荒らしてからウルガモスで詰めにいくルートを取ります。ミミッキュがいればランドロスを、いなければホワイトキュレムを選出します。禁止伝説相性は不利ですがウルガモスのおかげでかなり有利に戦えました。

勝率 75.00%

黒バドレックス軸

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シルヴァディの体力を大事にしながら戦います。ウルガモスをエースとして選出することが多かったです。

勝率 57.14%

ゼルネアス軸

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ドータクンでゼルネアスを止め、ランドロスで切り返します。エースバーンが初手に来ることが多かったので、こちらもランドロスを合わせて対抗しました。残りの一体にはホワイトキュレムが刺さることが多かったです。

勝率 71.34%

ディアルガ

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カプ・レヒレで荒らしてウルガモスで締めます。楽に勝てる構築が多かったです。

勝率 70.00%

ジガルデ軸

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ジガルデが出てこない場合はランドロスが刺さることが多く、負ける気がしませんでした。

勝率 100.00%

その他の禁止伝説にはあまりマッチングしませんでした。最終日にホワイトキュレムミラーがありましたが、初手ウルガモスで3タテしました。

【重い一般ポケモン

ドラパルト

りゅうのまい型の場合、ウルガモスで気合でおにびを当てないと勝てません。ザシアン軸以外のアタッカードラパルトは事故と割り切っています。

ヒードラン

早いヒードランが無理です。ただ、ホワイトキュレムはだいちのちからを採用していることも多く、警戒されているのか意外と選出されませんでした。

アシレーヌ

H振りとつげきチョッキだと、フリーズドライが乱数2発なので厳しいです。個人的にはめちゃくちゃ強いポケモンですが、数が少なくて助かりました。

バシャーモ

無理です。切っているので負けても別に悔しくありません(泣)。

【あとがたり】

ここまでの閲覧ありがとうございます。今期は忙しい中でも時間を見つけ、最終日前日にはレート1800を2ROM用意することができ、心に余裕を持った状態で対戦に臨むことができました。結果として、自己最高記録で終わることができましたが、レート2000に届かなく、嬉しさと悔しさが入り混じったシーズンになりました。やはり上位の方との実力差がまだあり、勝負所で強気な行動ができないのが今後の課題です。また、対戦数も120戦ほどなので、数もこなさないと2000の高みにはたどり着けないのでしょうね(いつも言ってる)。

構築に関して、少しマイナー寄りのホワイトキュレムを今までにない型で使えて、さらにシルヴァディも連れていくことができたので満足しています。やはりポケモンの楽しさはメタ外からの奇襲にあると思います。今後も変わったポケモンで勝ちに行きます。

最後になりますが、ぜったいれいどで運ゲされたという方、こんなのパチンコ構築じゃねえかという方いらっしゃいましたら、どうぞこの記事にいいねをつけていただければと思います。30%は2回撃てば51%なので合法なのです。それでは。