ヒバリのこころ

ちょっと変わったポケモンで勝ちたい

S30 最終167位 生贄ホウオウダイナ


ヒバリと申します。

S30(禁止伝説2体まで4期目)で使っていた構築を紹介します。
前期は溶けて記事を書かなかったので2ヵ月振りの更新となります。

【結果】

TN つぐみ:最終167位 レート1933

【コンセプト】

型の誤認を誘い、相手の考慮外からの勝ち筋を掴む
対面的に殴り勝つ

【構築経緯】

0.数人で話していたところ、攻撃的なホウオウダイナが強そうだと考えた
1.想定外のパワーを出せるいのちのたまホウオウを採用

2.高火力かつ打ち分け可能なパワフルハーブムゲンダイナを採用
3.タスキ枠として技の通りがいいマンムーを採用

4.禁伝2体が厳しいカイオーガ/ガマゲロゲに強く、エースになれるキングドラを採用
5.サンダーを牽制できて対面的に選出して強いイバンドサイドンを採用
6.積みへの切り返しができるこだわりスカーフメタモンを採用

以上で構築が完成しました。詳しくは個体紹介で述べます。

【個体紹介】

【ホウオウ】

 A 特化
 H 10n-1
 S あまり

禁止伝説枠①。今期は初手から想定外のパワーを出してこちらのペースで試合を進めることをテーマにしていたので、いのちのたまホウオウを採用しました。ムゲンダイナやメタモンと並べることで耐久型と判断するプレイヤーが多く、初手ダイマックスがかなり通った印象です。裏から出してももちろん強く、有利対面ダイジェットでたくさんのポケモンを破壊してくれました。

努力値調整はHAにほとんど振り切りました。これにより受け出しを許さないパワーと大体の攻撃を耐える耐久を確保できます。シーズン序盤はASで使っていましたが、あまりに耐久が足らず、また上をとれてもおいしい相手が殆どいなかったのでこの調整に変更しました。Hに振るだけでかなり耐久が上がり、具体的にはいのちのたまランドロスストーンエッジを耐えるくらいにはなるのでこの変更は正解でした。

技構成はメインウェポンのせいなるほのおとブレイブバードバンギラスディアルガに打つじしん、そしてダイウォールになれて想定外の勝ち筋を生むみがわりを採用しました。このみがわりが非常に強く、相手のダイマックス枯らしや面倒な変化技を透かすことができる便利な技でした。いのちのたまを見せるとみがわりは殆ど警戒されず、またみがわりを見せるといのちのたまが警戒されずうまくハマった印象です。相変わらず読まれないみがわりは強い。

今までホウオウはスカーフやあつぞこブーツを試したことがありましたが、今期の使用感でいのちのたまが最強なのではと思い改めました。このポケモンの火力にはおそらく相手よりも自分が一番ビックリしていたと思います。めちゃんこ強かった。

選出率1位 74.31%

【ムゲンダイナ】

 CS 特化
 D ミラー意識

禁止伝説枠②。対面選出ができる禁止伝説のなかで、読まれづらい/高火力/打ち分け可能などの理由からパワフルハーブムゲンダイナを採用しました。個人的には一番相手にしたくないムゲンダイナの型で、一度有利対面をとったときの制圧力が凄まじいポケモンでした。ホウオウ同様初手から圧力をかけてもよし、裏からスイープしてもよしと非常に使い勝手がよかったです。使ってみるとわかりますが、初手ムゲンダイナに対してザシアンに引いてくるプレイヤーがとても多く、そこにメテオビーム→かえんほうしゃと選択することで簡単に破壊することができます。ムゲンダイナでザシアンを落とした試合はほぼ勝ちなのでやはり何してくるか分からないムゲンダイナは強いと感じました。

調整はCS特化としました。ミラーやメタモンに強くするためにD振りも考えましたが、それよりも有象無象へのダメージを増やした方が勝率が上がると判断したためこの調整に落ち着きました。ちなみにメタモンダイマックスほうは37.5%の乱数です。最悪突っ込みます。

技構成はメインウェポンのダイマックスほうとメテオビーム、鋼に打つかえんほうしゃ、そしてみがわりを採用しました。ホウオウと同じように、いやそれ以上にみがわりが強く使えました。本来、メテオビーム型のムゲンダイナは毒技を採用することが多いですが、現環境ではカプ・レヒレが減少していることもあり打ちたい場面は少なかったです。メテオビームを見せるとみがわりはまず警戒されないので信じられないくらい刺さっていました。メテオビーム→相手強引ダイマックス→みがわりで枯らす動きが黄金ムーブです。また、ムゲンダイナを見たときに相手はとりあえずでんじはを打ってくることが多かったのでそこにも刺さりました。そこら辺の低火力ポケモンはみがわりからメテオビーム連打で起点にできます。

ムゲンダイナを使うのは今期が初めてで、使い始めはダイマックスできないし扱いづらいポケモンと考えていました。しかし対戦をこなしていくうちにどんどん手に馴染んできて、今では本当に信頼しているポケモンです。メテオビームは外すと試合終了レベルで重要な技ですが、そのデメリットを軽々と越える絶大な性能があると思います。なので流行らないでほしい。

選出率2位 64.22%

マンムー

 A 特化
 S ミラー意識の実数値-1
 B あまり

タスキ枠。ホウオウとムゲンダイナが対面的に戦うのが得意な性能をしているので、必須のタスキ枠としてマンムーを採用しました。通りのいい技範囲+先制技+砂霰無効と求める要素を全て持っている偉いポケモンでした。相手に読まれても強いポケモンってこういうことを言うんだなあと思います。

調整は火力が足りないのでA特化、ゆきなだれミラーに強いS-1としました。この構築は岩技まで考慮すると相手のマンムーが止まらないので、少し歪な調整になりました。これにより相手のばかぢから以外には勝てると思います。実際に決まる場面は多くはありませんでしたが、選出できるとという安心感はありました。

技構成はメインウェポンのじしんとゆきなだれ、便利技のこおりのつぶて、そして黒バドレックスメタのかみつくを採用しました。この技構成のおかげで黒バドレックス×ザシアン×ダイジェットの構築に対して初手出しが安定します。環境に多い構築に対して何も考えずに選出できるのは良かった点です。

マンムーも初めて使うポケモンでしたが、広範囲+行動保証のお陰で相手の選出を縛れるのが強いと感じました。このポケモンは初手はもちろん裏から出すのが凄く強く、スイーパーとしても使いこなすことができればマンムー上級者になれそうです。

選出率3位 58.72%

キングドラ

 AS 特化
 D あまり

ホウオウが出せないときのエース。vsザシオーガ最強。上記の3体ではカイオーガガマゲロゲがとても重く、ホウオウ以外のエースが欲しかったので探していたところ発見したタツノオトシゴです。相手の雨にタダ乗りして上から蹂躙できるのは他にない性能でした。使用率圏外な理由が分からない。と書こうとしたら我々が使いすぎたせいで146位まで上がっていました。おめでとう?

調整はAS特化としました。Sはここまで振ることでS182までのスカーフ黒バドレックスを抜くことができるので、ダイストリーム×2で打ち合うことができます。ガマゲロゲはスカーフに抜かれてリーフストームで落とされてしまうので素早さの違いは大きな差別化点です。またCではなくAに振ることでカイオーガに大きなダメージを与えることができました。キングドラといえば特殊型の印象が強いのか、物理型はとても刺さっていました。

持ち物はさざなみのおこうとしました。いのちのたまが余っておらず、ラムのみやロゼルのみでは火力が足りないのでこれを採用しています。これによりキングドラの地味にある耐久を落とさずに火力を確保することができます。ダイストリームを連打するポケモンなのでりゅうのキバよりはこちらかなと思います。ちからのハチマキも悪くはなさそうですが。

技構成はメインウェポンのたきのぼりげきりん、セルフ積み展開ができるりゅうのまいあくびで完結しています。りゅうのまいとあくびを両立できるのはキングドラだけで、有利対面あくび→りゅうのまいで大きなアドバンテージを得ることができます。+1雨ダイストリームでH振りザシアンを落とすことができるのでザシアン×カイオーガに強気に選出することができました。

実はこのキングドラは、自分が子供の頃にダイヤモンドで捕まえてLv100まで育てて相棒にしていた15年前の個体です。2つ名が"きらめくおもいでの キングドラ"でとてもエモい。全ポケモンのなかでもかなり好きなポケモンで、このカオス環境で共に戦えて楽しかったです。意外とやれることが多く、カイオーガに強いうえにクイックターン/ダイジェット/ダイアシッド/ダイスチルなどを覚えるのでまだまだ開拓の余地があるポケモンです。もしかしたらシルヴァディと並ぶ相棒枠になるかも。種族値もなんか似てるし。

選出率5位 24.77%

ドサイドン

 HB 特化ザシアンのきょじゅうざん+でんこうせっか耐え 
 A あまり

軸の2体が重いサンダーを牽制するポケモン。サンダーを呼ばないだけなら他のポケモンでも可能ですが、ドサイドンは耐久値がバグなのでザシアンやガラルヒヒダルマにも勝ててしまう点を評価してこちらを採用しました。選出画面の圧力は間違いなくあるポケモンです。

調整はイバンのみを活かせる耐久振りとしました。これによりアンカーとして選出するのが強く、タイマンで勝てる相手が格段に広がります。

技構成はメインウェポンのじしんとロックブラスト、イバンのみを食べるためのこらえる、崩しの手段としてつるぎのまいを採用しました。相性関係がはっきりしているポケモンなので、有利対面つるぎのまいで一気に崩すことができます。

この枠は最後までしっくりきておらず、色んなポケモンを試しました。しかしなぜかドサイドンを採用しているときが一番勝率がよく、選出したときもしっかりと活躍してくれるので最後まで連れていきました。メタモンにコピーされたムゲンダイナとホウオウに強いのが一番の魅力だったと思います。また固すぎてイバンのみ圏内に入らない場面が一定数あったので、調整はもう少し考えてもよかったかもしれません。

選出率6位 10.09%

メタモン

 H 最大

切り返し枠。基本的に交代を考えていない構築で相手の安易な積みを許してしまうことが多かったので、それを咎めメタモンを採用しました。結局ザシアンや黒バドレックス、ゼルネアスは対策しないといけない対象なのでそれらに強いメタモンは対面構築に必要だと思います。

だいぶ扱いが慣れてきて信頼しているポケモンですが、相手がメタモンの対処にどんどんうまくなっている印象でした。特にザシアン×黒バドレックスはスカーフが増えていたのもあり、どうやっても50%の勝負までにしか持ち込ませてくれないことが多かったです。解決策としてきあいのタスキで採用するのが挙げられますが、他の構築に対して50%でしか有利にならないのは嫌だったのでスカーフで使い続けました。メタモン頼りの試合もあったので立ち回りは反省すべきだと思います。

選出率4位 55.96%

【基本選出】

環境に多い構築に対しての選出と立ち回りを書いていきます。

ザシアン×カイオーガ

初手ムゲンダイナで荒らし、カイオーガが来ればキングドラ、ザシアンが来ればメタモンで詰めにいきます。初手カバルドンはムゲンダイナを眠らせてでも倒すようにしていました。キングドラが果てしなく刺さっているのでボーナスゲームくらいの気持ちで挑んでいました。

ザシアン×黒バドレックス

マンムーの刺さりがいいので数的有利を取りやすい相手でした。上手い人は最悪50%の勝負に持ち込んでくるので勝率は思ったほど安定しませんでした。

ザシアン×イベルタル

+or

基本的にいのちのたまホウオウが受かっていないので初手から暴れます。今期イベルタル入りには9割以上の勝率がありました。

ホウオウ×ムゲンダイナ

@1

見た目上はミラー構築ですが、おそらく中身が違うので初手からホウオウで荒らします。受けポケモンを選出されることが多かったのでみがわりでサイクル破壊をしていました。

日食ネクロズマ×ゼルネアス

@1

壁じゃない場合は初手ホウオウが止まらないはずなのでダイマックスします。積んできたゼルネアスは少し削ってメタモンを通すようにしていました。まあまあ有利な構築だと思います。

【重いポケモン

ミミッキュ

マンムーつららばりがなく、低速な構築なので好き放題されます。せめてラムのみなどの状態異常対策をいれるべきでした。

ルギア

ほぼ勝てません。最終盤に増えた印象で、一方的にカモられていました。もしまたこの構築を使うなら、ひとまずドサイドンバンギラスに変えて試してみると思います。

【あとがたり】

ここまでの閲覧ありがとうございます。S29では結果を残せなかったので最低限の順位で終われたのがひとまず良かったです。今期も本気でレート2000を狙っていましたが、事情により最終日早々に撤退してしまい不完全燃焼で終わってしまいました。ただ終盤はしばらく上位で戦えていたし、自分のプレイヤースキルの向上に繋がったといえるシーズンだったのでネガティブな気持ちはありません。まだ戦い続けます。

構築に関して、今まで自分が使ったことのない対面的な構築を使うことができて楽しかったです。その中でも禁伝2体にみがわり採用と、オリジナリティと奇襲性を持たせることができて自信のある構築に仕上がりました。相棒枠であるシルヴァディがいないのは寂しいですが、キングドラがその代わりを務めてくれたのでよしとします。キングドラ好き。

最後になりますが、今期は初めて他人と構築を考えて組んでみました。今までは一人で好きなように楽しんでいましたが、客観的な評価があると自分になかった知見が得られることが多く、複数人で遊ぶことはポケモンというゲームを上達させる上で十分条件であると思いました。それだけでなく普通に人とガチ対戦の話をするのが楽しく、モチベーションの維持にもなっていました。20いくぞ!窓のみなさん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。それでは